道がなくても突き進め!

まもなく地方移住、気の向くままカキコ

【充電中】しばし「お暇」頂いております

 実は先月(2020年11月)にて約10年間務めた会社を退職した。正直この決断に至るまでに色々と自分なりに悩み考えはしたが、いつか振り返った時にベストな選択であったと言えるように選択した道をしっかりと進んでいきたいと思っている。

 

<退職(転職)を決断した理由>

①体調面の問題

②次の職場が決まった

③転職について家族の理解を得た

 転職活動を本格的に始めるきっかけとなったのは間違いなく「①体調面の問題」でした。昨年に気管支喘息を発症して以来、以前ほど自分の身体が無理できなくなっていると感じる事が多くなりました。以前の会社はそれなりに忙しい部類の業界・業種だったので今後30年その会社で働き続ける事への不安が大きかった。幸いにも約10年務めた中で自分がやりたかった仕事に取り組む事ができ一定の成果も出せたと感じてはいたので、会社を辞める事自体には未練を感じなかった。

 とは言え次が決まらない中で退職する勇気はなく、無事に「②次の職場が決まった」うえでの退職となった。この選択ができたのはある程度、喘息の症状をコントロールできていたのが大きかった。昨年の発症時のように全くコントロールできない状況が続いていたら次の職場を決める余裕なく退職していた可能性も大いにあったと感じている。

 そして退職にあたっては「③転職について家族の理解を得た」ことが何より心強かった。私自身の健康状態を間近で見ていた妻が退職を勧めてくれて、次の職場での勤務にあたり転居を含む様々な手間が発生する事も受け入れてくれた。妻の理解が無ければ転職という選択肢に対して迷いが生じ、良い結果が生まれなかったのでは無いかもしれない。

 

<同期が行ってくれた言葉>

 会社の同期は人数こそ少ないが入社以来、定期的に会っていた。退職前に同期でランチ会をやった際にある同期が、

「テキトーに生きりゃいいんだ」

と言ってくれた事がとても心に響いた。テキストに起こすと本当に他愛もない言葉だけれど何故か心に深く刺さった。その同期は所謂ガチガチの体育会系出身でとても真面目な奴だったけれど『そういう事を言えるようになるくらいには互いに社会人をやってきたんだな』としみじみと思ったし、そう言ってくれた事がとても嬉しかった。

 ドライに思われるかもしれないけれど会社に未練はない。でも同期と以前のように一緒に仕事をする機会が失われるのは寂しいと思った。次の職場でもまた一緒に仕事する事を目標に精進していきたい。(幸いにも実現できる可能性はある)

 

<そして得た”お暇”期間>

 退職タイミングは参加しているプロジェクトの最繁忙期となる前にした。繁忙期に入ってしまうと退職のハードルがかなり上がるだろうという判断もあった。次の職場での就労タイミングは選択できたのだが来年の4月から勤務開始をする事とし、結果的に有給消化期間も合わせると約5ヶ月間にわたる長期休暇という形になった。そこそこ身体に鞭を打って働いて来た自覚はあるのでダラダラと過ごしていこうと思っています。本来であればもっとガンガン旅行に行ったりもしたいけれど、コロナ情勢を見極めつつ行動していきたいと思っている日々だ。

 せっかくの”お暇”なので「何かしなくちゃ」「もったいない時間の過ごし方をした」といった事は考えず”なすがまま”に流し・流され過ごしてみたい。まずは来るべき来年4月に向けて自身のコンディションを整えつつ、蓄積された疲れをダラダラ解消する長期のデトックス期間くらいに思って気楽に過ごしていきたい。